店頭流通
サンワサプライ、中国の個人向け製品販売強化、量販店出店ラッシュを契機に
2010/06/23 18:45
中国内の家電量販店は、ほとんどがディーラー各社が店舗を間借りする「ラジオ会館方式」と呼ぶ形態だ。これに対して、日本系や欧米系、あるいは中国ローカル量販店は、日本で一般的な「量販店方式」で市場参入しており、これからは量販店方式が主流になることが予想される。
サンワサプライは、この傾向が強まれば、仕入れ・卸が簡略化されることや単価下落の防止、コピー製品の流通減など、メリットが大きいと判断し、日本系、欧米系量販店の進出を好機と捉えて体制の整備を急ぐ。(谷畑良胤)
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