店頭流通
日立コンシューマエレクトロニクス 録画テレビ「Wooo」108万台の販売目指す
2010/06/03 18:45
週刊BCN 2010年05月31日vol.1335掲載
レコーダー買い替え需要獲得へ
須藤利昭担当本部長 |
地上デジタル放送への完全移行を前に、テレビの買い替え需要が拡大する今の時期は、「テレビの次に、録画機も買い替えなければならないことに気付くタイミングでもある」(須藤本部長)という。こうした状況を追い風に、家庭のテレビを「iVポケット」を備えた「Wooo」で揃えることで、リビングで録画した「iVDR」を寝室のテレビの「iVポケット」に差し込むだけで簡単に再生できるといった“つながる”をキーワードに利便性を訴求して、録画需要を獲得していく。
また“つながる”メリットとして、ネットによるテレビの新たな楽しみ方の提案を強化する。4月27日から、「Wooo」のポータルサイト「Wooonet」で、世代を超えて認知度が高いテレビドラマ『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)と、映画化された小栗左多里の人気コミックエッセイ『ダーリンは外国人』のオリジナルショート・ムービーの配信を開始した。
このほか、カルチュア・コンビニエンス・クラブと業務提携し、「Wooo」の一部機種を「Tポイント」の対象とすることで、若年層を中心とする「Tポイント」会員へのアプローチにも乗り出した。今年度は、レコーダー需要拡大を睨むとともに、「Tポイント」ユーザーの開拓など、新たな試みで拡販を図る。(田沢理恵)
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