店頭流通
レノボ・ジャパン 店舗施策を強化 関西エリアに自社ラウンダー配置
2010/03/18 18:45
週刊BCN 2010年03月15日vol.1325掲載
古田竜夫 リテール営業部部長 |
このほか拡販施策として、新たに総合カタログを作成。3月上旬から店頭での配布を開始した。来店客に加え、店頭で店員が説明しやすいようにすることで、販売拡大を目指す。
同社は09年9月にネットブックのラインアップを拡大したほか、新たにA4マルチメディアモデル、CULV採用機などを投入した。今後、デスクトップPCの発売も予定するなど、短いスパンで新製品を投入するという戦略を打ち出している。今後増えていくと予想される各製品の機能などの技術的な問い合わせに対応するために、販売店専用の電話窓口を設置して対応することを検討している。現在、販売店からの問い合わせには営業担当者が対応しているが、専用窓口を設けることで、販売店への技術サポート体制の構築にも力を入れていく。
さらに、リテール営業を効率化するため、SFA(営業支援システム)を導入することを検討。「システマティックに営業活動を『見える化』する」(古田竜夫・ビジネスパートナー事業部リテール営業部部長)ことで、販売店とのコミュニケーションを強固にしていく考えだ。また、ディストリビュータのラウンド活動との重複を防ぎ、十分な連携をとって、取扱店や店頭展示の拡大など、販売強化を図っていく。(田沢理恵)
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