店頭流通
がくげい 新学習指導要領を睨んで製品強化
2010/02/10 18:45
週刊BCN 2010年02月08日vol.1320掲載
店頭デモで中身をアピール
神野俊彰社長 |
主力の小学生向け学習ソフト「ランドセルシリーズ」は、子どもの学習コンテンツに加え、新たに「全国学力・学習状況調査」の模擬テストを収録。また、中学生向けの「デジタルスタディシリーズ」には、タッチ対応PCやタブレットを使って、より楽しんで学習できる機能を盛り込む計画だ。機能強化による差異化を際立たせるとともに、学習ソフトは、実験学習のように「道具として活用できる」ことを訴求していく。
また、同社の製品を店頭で一般消費者にアピールするために、春の新入学シーズンを狙って製品デモを行う計画。また、売り場では、全製品がWindows 7に対応し、32/64ビットの両方に対応している強みを訴求していく。さらに、同社ホームページで公開している「無料体験」をアピールするなど、保護者の啓発活動に力を入れていく。
神野社長は、「社員13名と4~5人のアルバイトの少人数で企画案から作曲、プログラム、映像づくりなど、制作を社内で行っている。回りがきくのが他社にない強み」という。そして、「勤続10年の社員が多く、ノウハウを蓄積し、レベルが上がっている」と、自信を示しており、グーグルが開発を進めている独自OS「Google Chrome OS」についても、現在のスタッフで「対応できる体制が整っている」という。(田沢理恵)
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