頂上熱戦
【頂上熱戦】「HDDケース」(上) センチュリーとシー・エフ・デー販売
2010/02/10 18:45
週刊BCN 2010年02月08日vol.1320掲載
Question. 製品戦略は?
【共通質問事項】 (1)トレンド (2)自社の強みは? (3)USB3.0について |
Answer.センチュリー
廣松繁忠 取締役 PC事業部長 |
(2)【自社の強み】使っていて楽しいと思える製品を揃えている。PCパーツのパッケージといえば、型番や難しいパソコン用語が並んでいるのが一般的。初心者にも製品を広める狙いから、当社は分かりやすく噛み砕いた内容を盛り込んできた。手に取って見れば、販売員がいなくても機能が分かるパッケージにしている。また、製品の特徴が伝わりやすいように、ネーミングにはとくに時間をかける。パッケージや商品名が宣伝ツールも兼ねている。
(3)【USB3.0】USB3.0を搭載するパソコンがメーカーから発表され始め、今後、USB3.0はパソコンに標準搭載になるだろう。当社もこれから本格的に動き出す。まずは、売れ筋の「裸族」シリーズから、2.5/3.5インチSATA-HDD両対応のクレードル式を採用する「裸族のお立ち台USB3.0(CROSU3)」を2009年12月に発売。今後は2月に3.5インチのSATA-HDD 1台版、3月までには2.5インチのSATA-HDD1台版を投入する予定だ。
Answer.シー・エフ・デー販売
野崎牧人 事業推進部 玄人志向マーケティンググループ |
(2)【自社の強み】当社が正規販売代理店を務める「玄人志向」ブランドの基本コンセプトは、「より良いものをより安く」。それに基づいて製品を作り、提供している。また、HDDケースとパソコンとの接続用インタフェースは現在SATAが主流だが、IDEの需要もまだ根強い。そのため、他社に比べてIDE対応製品のラインアップを充実させている。
(3)【USB3.0】「玄人志向」を好むユーザーはプロフェッショナルが多いと思っているので、最新のUSB3.0については他社に先駆けて対応製品のラインアップを充実させ、リーズナブルな価格で提供していきたい。2010年1月末発売の3.5インチSATA-HDDを1台組み込める「GW3.5AI-SU3」は、USB3.0に対応しながら3000円台と他社が驚くような価格で投入した。店頭でパネルやキャンペーン等で3.0対応をアピールする策を検討しており、1~3月はUSB3.0対応製品で攻めるつもりだ。
・(下)に続く
- 1