店頭販売奮闘記
【店頭販売奮闘記】バッファロー(下) 11n表明は家電量販店で好評
2010/01/21 16:51
週刊BCN 2010年01月18日vol.1317掲載
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後藤宏聡 ブロードバンド ソリューションズ事業部 マーケティンググループリーダー |
製品ラインアップが豊富な点もバッファローの魅力だが、初心者はどれを選んだらいいのかわからないという悩みも生じる。そこで、「家中隅々までハイビジョン快適!」など、利用シーンがイメージしやすいキャッチコピーをパッケージに印刷。「以前は無線の規格名や技術的な特徴が目立つよう表記していたが、ユーザーの立場に立った見せ方に工夫を凝らしている」という。
これまでドラフトだった米国電気電子学会(IEEE)の無線LAN規格「IEEE 802.11n」が9月に正式対応。「バッファローでは他社よりも早く表明し、家電量販店から好評を博した」そうだ。既存製品にはパッケージにシールを貼ってお知らせしたほか、POPを作成して販売店に送るなど、地味な努力も重ねた。ユーザーにとってドラフトは不安の塊。「相性問題が起こるのでは」「メーカーがサポートしてくれないのでは」という気持ちがあり、販売店も売りづらかったが、ようやくこの点を解消できた。(井上真希子)
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