頂上熱戦
【頂上熱戦】「PCケース」(上) アンテックとサイズ
2009/12/24 18:45
週刊BCN 2009年12月21日vol.1314掲載
Question. 製品戦略は?
【共通質問事項】 (1)シェア獲得の要因 (2)製品の魅力 (3)年末に向けての施策 |
Answer.アンテック
岩田純一 リンクスインターナショナル 広報部 |
(2)【製品の魅力】「VIP」、すなわち「V」(バリュー)、「I」(イノベーション)、「P」(パーフェクション)をユーザーが体感できるような製品を提供している。スケルトンケースなど斬新なデザインを採用したり、静音ケースをPCケース市場に初めて投入したりと、革新的なアイデアを製品に盛り込んできた。現在はゲーミングPC向けの「HUNDRED」シリーズと、静音PCケース「P」シリーズが主力製品となっている。
(3)【年末に向けての施策】9月からPCケース全般の価格改定(値下げ)を行った。ユーザーのさまざまなニーズに対応し、付加価値の高いケースをより安い値段で提供していく。
Answer.サイズ
渡辺剛博 取締役 |
(2)【製品の魅力】魅力的なデザインで電源付きというまとまりのある製品を、1万円程度の価格帯でラインアップしていることが“売り”だ。自社製、他社製にはこだわらず、社員がユーザー感覚で良いと思ったものを推薦している。
(3)【年末に向けての施策】11月から年末まで、売れ筋のPCケースに、付加価値の高いプラグイン方式の電源を搭載して販売するキャンペーンを行っている。この方式の電源はユーザーが必要数に応じてケーブルコネクタを着脱できることがメリットで、対象製品は「SCY-0311FE-BK(WH)-GR」「SCBC02-BK(WH)-GR」「DENIRO-BK(WH)-GR」の3製品。電源付きのPCケースでこういった付加価値の高い電源が搭載された例はこれまでなく、ぞれぞれを個々に買うよりかなりお得だ。立ち上がりは好調で、PCケース全体で昨年対比2割増しの売り上げを目指している。
・(下)に続く
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