店頭販売奮闘記
【店頭販売奮闘記】トレンドマイクロ(下) 派遣スタッフ時代とは違うモチベーション
2009/11/05 18:45
週刊BCN 2009年11月02日vol.1307掲載
高橋敏志 営業統括本部 リテール営業部 エリア営業課 セールスプロモーター |
もともと、販売スタッフだったことから、「ウイルスバスター」を含めセキュリティソフトの製品知識は豊富だったが、販売店向けの企画立案は未経験だった。しかし、社員に登用され、売り上げを伸ばすことがミッションとなった現在は、自社製品を「お客様に買っていただくためには、どうすればいいのか」と、数字を意識したモチベーションをもって活動するようになった。
「まずは提案しなければ何も始まらない」。例えば、「パソコンのウイルス対策と風邪のウイルス対策をかけて、ウイルスを撃退しよう」といったアイデアを練り、量販店の空気清浄機売り場の開拓を立案するなど、試行錯誤しながらチェレンジしている。
しかし、「メーカーエゴにならないように」ユーザー目線も忘れない。お客さまが求めているのは、多くのセキュリティソフトのなかで、「どれを購入したらいいのか」という選択基準を示してもらうことだ。そのために、販売店向け勉強会では、製品の機能の説明だけでなく、セールストークの提案も行い、エンドユーザーにわかりやく説明できるようにするなど、「販売しやすい環境づくり」に力を入れる。(田沢理恵)
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