店頭流通
アッキーナ「PCが気軽に楽しめる」、ビックカメラ有楽町店でWindows 7発売イベント
2009/10/22 18:45
冒頭の挨拶として、ビックカメラの宮嶋宏幸・代表取締役社長がステージに登場。「PC市場はここ数年、売り上げが厳しい。Windows 7の販売を機に大いに盛り上がってくるのでは」と期待を寄せた。また、店頭施策として、「ビックカメラとソフマップでは、『Windows 7エキスパートゴールド』の資格をもつ者など、専門のトレーニングを積んだ専門販売員を養成してきた。お客様一人ひとりに製品のよさを伝え、ニーズに応えたサービスを提供していきたい」と抱負を語った。
次に、「Windows 7」を提供するマイクロソフトの樋口泰行・代表執行役 社長が現れ、同OSについて「プログラムを書き始める前にユーザーの声を聴き、シナリオを作った」と開発背景を明らかにした。さらに、「マウスやキーボードを使わない『マルチタッチ』は(これまでのPCとは異なる)大きな変換点」だと指摘。「PC自体がユーザーにとって身近な存在になるよう、(パートナー企業と協力して)技術を組み合わせることで、フレンドリーなものにしていきたい」と今後の方向性を示した。
このほか、PCメーカー7社の代表者らが新OS発売について、祝辞を兼ねたコメントを述べた。東芝の深串方彦・執行役上席常務 PC&ネットワーク社 社長は「09年秋冬モデルはラインアップが豊富。今回、『ネットノート』という新しいカテゴリーの製品『MXシリーズ』を投入した」と同社のWindows 7搭載PCの中でも自信作を紹介した。
また、デル 執行役員コンシューマー事業本部 本部長のジョージ・ケラマン氏は「(このような場で)Windows 7の発売に立ち会えるのはうれしい。私も実際に搭載PCを使ってみたが、処理速度やシャットダウンが素早かった。ユーザーがストレスを感じることなく使えるOSだとオススメできる。ぜひ商品を触って、新しいOSのよさを体験して下さい」と、喜びをあらわにした。
代表者らの一言が終わると、いよいよ午前9時の開店に向けてカウントダウンを開始。ビックカメラ関係者2人と南さん、樋口氏が紐を引くと、くす玉が勢いよく割れて「ウィンドウズ7 発売」の文字が現れ、店頭ピロティは祝賀ムードに包まれた。
今回ゲストとして登場した南明奈さんは、有楽町店本館でのWindows 7購入者第1号にパッケージ製品を手渡しするという大役を果たした。第1号となったのは24歳男性の学生。「昨日(21日)の夜7時から並んでます。タッチパネルや検索、ウィンドウのサムネイルが表示される機能が楽しみ。周辺機器も発売し出したら使ってみたい」とWindows 7への期待を語ってくれた。
南さん自身は、ブログ更新する際にPCを使っているという。ブログが読まれるコツはあるのかという司会者の質問に対し、「1日に2、3回は更新します。あとは、どうでもいいことも書いてます。深く考えず、気軽にぱぱっと書く方がいいかなって」と笑顔を見せた。また、最近ゲームにはまっているそうで、有楽町店本館にもゲームソフトを購入するため、2回ほど訪れたことがあるそう。最後にWindows 7について、「操作が簡単になってPCが気軽に楽しめるようになったので、みなさんもぜひ試してみて下さい」とコメントした。
開店後のビックカメラ有楽町店本館では、4階のPCソフトのコーナーにWindows 7のパッケージ製品が陳列されたほか、5階のPCフロアではメーカーごとにWindows 7搭載PCが配置された。このほか、店内フロアの中央を走る通路には、「Windows 7」の文字とテーマーカラーのグリーンを採用した長い帯がプリントされ、Windows 7の発売記念ムードを一層盛り上げた。
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