デジタルフォトフレーム市場が拡大している。データを集計し始めた2007年12月の販売台数を「1」とした指数と平均単価の推移をみた（図参照）。指数をみると、09年3月に「11.1」と、07年12月の市場規模の約11倍に拡大した。その後、指数は「10」前後で推移したが、09年5月にはソニーが新商品を投入したことによって「12.7」まで跳ね上がっている。平均単価は08年7月の1万7000円台から1万2000円台（09年1月）まで下落したが、その後はほぼ横ばいで推移してきている。

　フォトフレームの内蔵メモリ容量別にみると、08年7月には「1GB未満」が8割以上を占めていたが、徐々に「1GB」のゾーンの比率が高まり、直近の09年7月は29.7％とほぼ3割に達している。


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