2009年第2四半期（4～6月）ではコンパクトデジタルカメラの販売台数が、前年同期に比べ約90％にとどまり、BCNランキングデータをとり始めて以降、最大の落ち込みになった。一方で、デジタル一眼レフは2ケタの伸びを持続し、デジタルカメラ全体に占める台数比率が10％を超えるまでに成長した。

　コンパクトと一眼の台数構成比をみると、07年第3四半期の一眼構成比は6.7％。これが09年第2四半期には、10.6％まで比率を上げた。その後も多少の上下変動があるものの、上昇傾向にある。

　キヤノンやニコンの台数シェア上位組の低価格製品のほか、「オリンパス・ペン E－P1」を発売したことも後押しし、市場が活気づいたことが一眼伸長の要因だ。



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