2011年7月からアナログ放送が終了して地上デジタル放送（地デジ）が始まることに向け、対応テレビの普及が進む一方で、現テレビで地デジを視聴するための地デジチューナーの販売台数が伸びている。

　地デジ対応チューナーの販売台数は、5月で前年同月に比べて約4倍に伸び、金額でも2倍以上で推移している。メーカー別販売台数シェアでは、マスプロ電工とアイ・オー・データ機器の2社で5割以上を占める。

　マスプロ電工は09年2月に一時18.9％までシェアを下げたが、5月は34.1％まで回復しトップに返り咲いた。バッファローやディエックスアンテナなどのメーカー製品も徐々にシェアを拡大しており、アナログ放送終了まで市場の活況が続きそうだ。


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