店頭市場ピックアップ

<店頭市場ピックアップ>LCDのボリュームゾーンに変化 大型化に加え「サブ」用途も

2009/07/13 16:51

週刊BCN 2009年07月13日vol.1292掲載

 2008年10月に、販売台数前年同月比で2ケタ増を記録した液晶ディスプレイ(LCD)。ここにきて、画面サイズ別の販売台数構成比に変化が現れた。

 08年秋までのボリュームゾーンは「19~20インチ未満」で、全販売台数の3割超を占めていた。その後、いったんは「22~24インチ未満」と“超大型化”したが、ここ数か月は、ワンランク小さい「20~22インチ未満」が台頭し、3割に迫る構成比になっている。このクラスでも、フルハイビジョン映像対応の製品が増えてきたのが一因だ。

 一方、「17インチ未満」の構成比は、小幅ながら上昇傾向にある。このゾーンには、7~8インチでインターフェイスがUSBの「サブディスプレイ」と呼ばれる製品が含まれている。「1人2台」の用途が増えてきているようだ。


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