店頭市場ピックアップ

<店頭市場ピックアップ>ミニノートPC浸透、単価下落

2009/01/19 16:51

週刊BCN 2009年01月19日vol.1268掲載

 2008年11月の1か月間で前年同月に比べ販売数量が最も高い伸びを示したのは「パソコン」だ。5万円前後の低価格なミニノートPC(画面サイズ10.2インチ以下)が市場に浸透。パソコン全体での数量伸び率は132.1%に達した。

 市場全体が「揺籃期」から「成長期」に向かう際、急激な伸び率を示すのが一般的。だが、パソコンのように世帯普及率が70%を超えて成長した市場で、再び需要が拡大するのは、OSの切り替えを除き珍しい現象である。


 低価格のミニノートPCが伸長した影響で、パソコンの平均単価は07年12月のノートPC全体が12万7000円だったのに対し、1年後の08年12月は9万2000円になり、3万5000円も下落した。

 


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