店頭流通
デル コンシューマ向け新ブランド「Studio」を投入
2008/06/30 18:45
週刊BCN 2008年06月30日vol.1241掲載
ハイデフ機能を強化
デルは、コンシューマ向けノートPCの新ブランドとして、Studioシリーズを新たに投入すると発表した。現在、同社では、コンシューマ向けのメインストリーム製品として、Inspironシリーズ、プレミアムコンシューマ製品としてXPSシリーズをラインアップしているが、Studioシリーズは、その中間的位置づけの製品として投入することになる。
同社では、「Inspironシリーズは、8色のカラーバリエーションやスタイリッシュ性などを追求し、初めてパソコンを購入するユーザー向けの製品と位置づける一方、Studioシリーズは、スタイリッシュ性とクリエイティブ性を両立させた自分だけのパソコンを実現するものとなる。家庭内で1台のパソコンを共有していた環境から、個人ごとに複数台を所有する環境へと移行する際のパソコンとして訴求する」と説明する。
15.4インチ液晶搭載のInspiron1520の後継として15インチ液晶を搭載したStudio15を、17インチ液晶搭載のInspiron1720の後継機種としてStudio17をラインアップ。6月27日以降、量販店での展示を開始し、7月1日からオンラインによる販売も始める。
HDMIポートや、デジタルコンテンツなどの利用に便利なトラベルリモートコントローラを搭載。Blu-rayコンボドライブを選択できることから、「デルが提唱するHi-Def Lifeを楽しむことができる仕様にした」という。
また、内蔵ウェブカメラ、指紋認証デバイス、スロットローディング方式の光学ドライブなどを搭載しているほか、Studio17では、10キーを搭載。Inspironシリーズとは異なるカラーでの8色のカラーバリエーションを用意している。
Studio15では、インテルのCore 2 Duo搭載モデルと、AMDのTurion X2 Ultraプロセッサ搭載モデルの選択が可能。Studio17は、Core 2 Duo搭載モデルだけを用意している。
なお、今後はデスクトップPCにおいても、Studioシリーズが用意されることになりそうだ。
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