店頭流通
ソニー デジタル一眼レフの品揃えを強化 コンパクトデジカメユーザーの取り込み狙う
2008/02/25 18:45
週刊BCN 2008年02月25日vol.1224掲載
ソニーが今回投入する2機種は、いずれもエントリークラスの製品。
α350は光学ファインダーに加えて、コンパクトデジタルカメラと同じように、液晶画面を見ながら撮影できるライブビュー機能を強化した新技術「クイックAFライブビュー」を採用した。液晶画面は撮影に合わせて上下に傾けることができるので、さまざまなシーンでの撮影が可能となる。画素数1420万画素。
発売は3月7日。市場想定価格は、α350の本体のみが9万円前後、レンズ付きが10万円前後だ。
また、液晶を利用したライブビュー撮影ができない廉価モデルとして、1020万画素のα200も同時に発売する。市場想定価格は、本体のみが6万円前後、レンズ付きが7万円前後。
これまでのαシリーズの購入理由では、ボディ内蔵手ブレ補正が最も多く、α100ではCCD画素数、α700では所有レンズが活用できることが、それぞれ次点としてあがっている。
「αマウントの継承をはじめとする伝統あるカメラ技術と、ソニーが持つエレクトロニクス技術をベースにしたデジタル総合力が高い評価を得ている。カメラの世界でも、ソニーらしいエンターテインメントを創造する」と同社は説明する。
新製品では、「あなたに+α」をスローガンに、とくにα350では液晶フルオート一眼をキーワードに、エントリーユーザーの購入促進を図る。
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