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インクジェットプリンタの市場動向

2008/02/25 16:51

週刊BCN 2008年02月25日vol.1224掲載

エプソン、08年の滑り出し順調

 インクジェットプリンタの1月におけるメーカー別販売台数シェアは、セイコーエプソンが45.9%で1位。2位は僅差でキヤノン(43.1%)、3位はブラザー工業(5.6%)の順となっている。エプソンは昨年の年間シェアでは、惜しくもキヤノンに及ばなかったが、今年の滑り出しは順調だ。市場全体は変わらずキヤノンとエプソンの両雄による寡占状態が続いている。

 同月の機種別販売台数シェアは、1位はキヤノンの複合機PIXUS(ピクサス) MP610(19.9%)、2位はエプソンの複合機Colorio(カラリオ)PM-A840(15.7%)、3位は無線プリントに対応したエプソンの複合機、Colorio PM-T960(5.4%)で、4位はキヤノンの単機能プリンタPIXUS IP4500(5.3%)と続く。

 エプソンでは先日、新しいモデルを2機種発表した。同社独自開発の「つよインク」を採用したエントリーモデルColorio PX-A640と、ファクシミリ機能を搭載した複合機PX-FA700を2月後半に発売する予定だという。

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