店頭市場ピックアップ
セキュリティソフトの販売動向
2008/02/04 16:51
週刊BCN 2008年02月04日vol.1221掲載
昨夏からの前年割れ、今も続く
1月14-20日のBCNランキングによるとセキュリティソフトメーカー別販売本数シェアでは、シマンテックが33.4%で1位。2位はトレンドマイクロ(26.6%)、3位はソースネクスト(23.8%)の順であった。昨年前半までは前年比プラス成長で推移していたが、8月ごろからマイナスに転じ、現在も前年割れが続いている状況だ。
同週のシリーズ別販売本台数シェアでは、1位トレンドマイクロ「ウイルスバスター 2008」(26.6%)、2位はシマンテックの「ノートン インターネット セキュリティ 2008」(25.4%)、3位はソースネクスト「ウイルスセキュリティZERO」(23.8%)となっている。
ソースネクストでは2月22日に、ウイルスセキュリティZEROの3台版を発売する。これまで台数別に出していたライセンスを一本化するものだ。複数年、複数台インストールのパッケージソフトが市場で増加しているなかで店頭での販売本数に影響を及ぼす可能性がある。
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