NECパーソナルプロダクツは、2008年春モデルとして、5シリーズ24モデルを発売する。

　「Vistaをより快適な環境で利用できるように基本性能の向上を図った」（PC事業本部商品企画本部・栗山浩一本部長）のが特徴で、24モデル中16モデルでデュアルコアあるいはクアッドコアCPUを搭載、22モデルで2GBメモリを搭載した。

　デザイン面においては、LaVieシリーズにおけるカラーバリエーション展開を広げるとともに、インモールド成形によるグラデーションデザインを採用。また、VALUESTAR Lについてはスリム筐体の新デザインや、狭額縁液晶モニターを採用している。

　さらに、北京オリンピック需要を睨んで、AV機能を強化。地デジチューナー搭載モデルのラインアップを拡充するとともに、地上デジタル放送をハイビジョン解像度のまま約2倍の録画が可能なデジタル長時間モードを搭載。ダビング10への対応も予定している。

　「地デジ関連の機能を強化することで、個室におけるテレビ需要を獲得していきたい」として、過去のオリンピック商戦で、市場を拡大できなかった反省をもとに、需要の顕在化につなげる考えだ。