店頭流通
日立製作所 超薄型テレビを訴求 ANAとの共同キャラバンで
2008/01/14 18:45
週刊BCN 2008年01月14日vol.1218掲載
「UTシリーズの良さは薄さにある。いかにお客様に見てもらうかが重要であり、実際に体感してもらうのがいい。今回のキャンペーンは、業種を越えて、お互いが持つ新たな製品を共同で訴求する取り組み」と、コンシューマ事業グループ長兼CEOの江幡誠執行役常務は、このキャンペーンの狙いを語る。
ANAが、4月からプレミアムクラスで導入する新型シートと、日立の32インチのWooo UTシリーズ、50-37インチのプラズマテレビのほか、WoooブランドのBDカムコーダーおよび携帯電話を、専用4トントラックに搭載し、3月31日までに全国約80か所を巡回する予定だ。
江幡執行役常務によると、日立がテレビの訴求キャンペーンで全国を巡回するのは36年ぶりのことだそうだ。
Wooo UTシリーズは、12月12日から出荷を開始しており、年末商戦で購入できる最も薄い大画面テレビと位置づけられている。
BCNランキングによると、12月10日-16日の集計で、32インチ液晶テレビにおける同製品の台数シェアは17位にとどまっているが、売れ筋モデルに比べて約4割ほど高い17万円台後半で販売されており、その点を考慮するとまずまずの出足といえよう。
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