店頭流通
NTTドコモ 23モデル75色の携帯端末を投入 新料金体系もスタート
2007/11/12 18:45
週刊BCN 2007年11月12日vol.1211掲載
「欲しいケータイがきっと見つかる充実のラインアップ」(NTTドコモ・辻村清行取締役常務執行役員)というように、905iシリーズ10機種、705iシリーズ13機種の合計23機種を一斉に発表。カラーバリエーションは75色という豊富なラインアップとした。
シャープ製のAQUOSケータイや、ソニー製のサイバーショットケータイのほか、松下電器産業製のVIERAケータイなど、画像機能を強化した製品をラインアップ。折りたたみ方式としては世界最薄となる9.8mmの端末、デザイン家電とのコラボ製品などを投入する。
905iシリーズでは、日本人が渡航先とする99.8%の国と地域で利用できるように、GSM機能を搭載。最新機能のすべてを搭載したことから「ALL IN 世界ケータイ」と位置づけた。
また、705iシリーズは、「Smart、Slim、Surpriseをキーワードとした個性が光るラインアップを用意した」という。
そのほか、地図アプリや音声入力対応とした直感型ゲームの強化、きせかえツールの機能拡張や、緊急地震速報対応などのサービスも用意した。
NTTドコモでは、905iシリーズの発売にあわせて、新販売方式として、「バリューコース」および「ベーシックコース」を導入する。バリューコースは、月々の利用料を従来よりも1680円割り引くコース。さらに携帯端末代金の支払いを一括払いか、分割払いのいずれかを選択できる分離モデルとしている。また、ベーシックコースは、2年契約を前提に端末価格を1万5750円割り引くコースとなっている。
同社の中村維夫社長は新料金体系について、「バリューコースに軸足を置いた事業展開を考えている」として、過半数をバリューコースで占めるとの見通しを明らかにしている。
なお、705iシリーズは来年1-2月にかけて順次発売されることになるが、「新料金プランと端末のバリエーションを見ていただき、どちらがいいかを選択してもらう期間を用意した。買い控えの影響はないだろう」(辻村常務執行役員)としている。
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