店頭市場ピックアップ

DVD・HDDレコーダーの販売動向

2007/11/12 16:51

週刊BCN 2007年11月12日vol.1211掲載

シャープ、僅差で首位を維持

 次世代規格のHD DVDとBlu-Rayディスクが注目されるDVD・HDD市場。だが、実際の売れ行きをみると、まだ安価なハイビジョンレコーダーが売り上げを伸ばしている状況だ。

 10月のDVD・HDDレコーダーメーカー別販売台数シェアでは、シャープが34.8%で1位。2位は僅差で松下電器産業(32.3%)、3位は東芝(13.5%)の順。6月に松下電器を抜いて1位に躍り出たシャープだが、徐々に追い上げる松下電器との差が縮まっている。

 販売金額シェアでは、松下電器が1位(35.7%)、シャープが2位(34.8%)となっている。

 10月の機種別販売台数シェアでは今年5月発売の松下電器のDIGA(ディーガ)「DMR-XP11-S」が12.9%で1位。2位はシャープのAQUOS(アクオス) ハイビジョンレコーダー「DV-AC72」(8.4%)、3位は松下電器のDIGA「DMR-XP21V-S」(6.9%)。

 年末商戦に向けて、各社は続々と新製品を発売する予定だ。

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