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マイクロソフトなど48社、デジタルライフスタイル提案のコンソーシアム発足

2007/11/09 18:45

 マイクロソフトは11月9日、NECパーソナルプロダクツ、ソニーなど48社と「ウィンドウズ デジタルライフスタイルコンソーシアム」(WDLC)を発足したと発表した。PCや携帯電話などの情報デジタル機器やコンテンツサービスなどを相互に連携し、デジタルライフスタイルを創造、ユーザーへの利用形態の提案を共同で行うのが目的。

 同日、第1回総会を開催、理事にはマイクロソフトのほかNECパーソナルプロダクツ、ソニー、東芝、富士通の5社が選出された。会長にはマイクロソフトの眞柄泰利執行役専務が就任。また、MCJとオンキヨーの2社を加えた7社でコンソーシアムの運営委員会を組織した。

 11月9日現在で、アイ・オー・データ機器やエレコム、シャープ、バッファロー、ワコムなど、ハードウェアやソフトウェアのメーカー、コンテンツ・サービスのプロバイダー48社が参加している。

 WDLCでは、ユーザーの生活スタイルの調査・分析を通じ、デジタルライフスタイルの実態紹介や、情報デジタル機器やサービスの活用シーンでのトレンド予測や提言などを行っていく。さらに、各生活で情報デジタル機器を活用する利用形態(シナリオ)を策定しユーザーに提案する活動も行う。

 今後は「シナリオ開発」および「共同マーケティング」の2つの分科会を設置し、非接触型ICカードの認証や、テレビ視聴が可能なPCを活用した放送事業者をはじめとするコンソーシアム参加社間の連携を目指すほか、07年中にコンソーシアムとしての具体的な活動内容を公表し、08年春にはその活動成果に基づいた取り組みを開始する方針。
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外部リンク

マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja/jp/

NECパーソナルプロダクツ=http://www.necp.co.jp/

ソニー=http://www.sony.co.jp/

アイ・オー・データ機器=http://www.iodata.jp/

エレコム=http://www.elecom.co.jp/