店頭市場ピックアップ
インクジェットプリンタの販売動向
2007/11/05 16:51
週刊BCN 2007年11月05日vol.1210掲載
直近週ではエプソンがややリード
この秋も各社からインクジェットプリンタの新製品が発売された。キヤノン、セイコーエプソンの上位2社が掲げる「目標はシェア50%」に向けた熱い戦いが気になるところだ。10月15-21日のBCNランキングメーカー別販売台数シェアでは、エプソンが44.6%で1位、2位がキヤノン(43.8%)。3位はブラザー(3.9%)となっている。上位2社は抜きつ抜かれつの拮抗状態が続いている。
同週の機種別販売台数シェアをみると、大ヒット商品であるキヤノンの複合機、PIXUS(ピクサス)MP600の後継機で今年10月に発売された、PIXUS MP610が16.2%で1位の座を射止め、立ち上がりは上々のようだ。2位につけたのは、同じく10月発売のエプソンの複合機、Colorio(カラリオ)PM-A840(15.2%)となっている。市場では圧倒的に複合機のシェアが高いが、3位にはキヤノンの単機能機、PIXUS IP4500(6.0%)がランクインしている。
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