デジタル一眼、プラス成長維持

　デジタル一眼レフカメラ（ボディのみ）の市場は、4月と7月に前年同月比でマイナスに転じた以外はプラス成長しており、市場は拡大傾向にある。

　8月のメーカー別販売台数シェアでは、キヤノンが51.2％と半数を超えるシェアを獲得し、1位につけている。2位はニコンで33.4％。この2強との差は大きいが、ペンタックスが7.9％で3位の座を確保している。

　また、同月の機種別販売台数シェアでは、メーカー別でも1位のキヤノンの「EOS KissデジタルX ブラック・ボディ」が21.0％でトップに。2位は同じくキヤノンで、今年8月に発売したばかりの「EOS 40D」（16.6％）が早くもランクインした。続く3位はニコン「D80」（15.7％）となっている。

　ニコンは、8月に「D3」「D300」を発表するなど、今年も続々と新製品を投入している。現在のところキヤノンが市場をリードしているが、今後ニコンが追い上げる展開になりそうだ。