ソニーは、新感覚の音楽プレーヤー「Rolly（ローリー）」を9月29日から発売する。

　「サウンドエンターテインメントプレーヤー」と位置づけるように、音楽を聞くだけにとどまらず、見て楽しむ要素を加えたのが特徴。卵型の筐体の両側に、水平対向型スピーカーを内蔵。モーション機能では、音楽にあわせて、スピーカー部の蓋を開閉したり、筐体が回転し、まるでRollyそのものが踊っているように見える。

　付属しているMotion Editorによって、楽曲解析機能をもとにした動作の自動作成のほか、ユーザーが動きをカスタマイズできる。

　また、通常の操作時には、本体を回したり、前後に移動させるだけで、ボリュームを変えたり、曲を飛ばしたりといったことができる。

　「個人で聴く音楽から、複数の人が一緒になって音楽を楽しむスタイルを実現するのがRolly。リスニングスタイルを広げる製品」としている。

　1GBのメモリを内蔵。本体に液晶を搭載しておらず、またモバイル環境での音楽再生を想定した機能は組み入れていない。

　価格はオープンプライス、直販サイトの「ソニースタイル」では3万9800円で販売する。