店頭流通
ソフマップ、秋葉原に初の家電総合店、オープン初日に約700人が行列
2007/09/06 18:45
秋葉原本館は、秋葉原地区の店舗再編の核となる総合店舗。既存のソフマップ店舗とはイメージをガラリと変え、中古商品は取り扱わず、新品のみ販売する。また、PC・PC周辺機器に加え、薄型テレビなどのビジュアル・オーディオ製品、エアコンや冷蔵庫などの生活家電、理美容家電、時計など、幅広いジャンルの製品を取り揃える。
売り場面積は、06年10月に増床リニューアルした「ギガストア神戸店」の約4200平方メートルを超える同店最大の約4400平方メートル。商圏範囲は約20km、売り上げは年間100億を見込む。
建物は地下1階、地上7階建てで、地下を除く地上1階から7階までがソフマップの店舗。売り場構成は、1階が携帯電話、電子辞書、2階がデジタルカメラ、カメラアクセサリー、3階が薄型テレビ、レコーダー、デジタルビデオカメラ、4階がオーディオ、PC、PC周辺機器、5階が白モノ、生活家電、6階が照明、理美容、時計、7階がゲーム、CD/DVD、おもちゃなど。PC・PC周辺機器の売り場はオーディオ製品と同じフロアで、従来店舗に比べ売り場は小さく、マザーボードやグラフィックカードといったPCパーツの陳列もごくわずか。代わりにヘッドホンコーナーに力を入れ、聞き比べができる視聴コーナーも設けた。
また、5階の同社初の生活家電コーナーでは、グループ会社のビックカメラの支援・指導を受けながら、ドアが開閉できるように冷蔵庫コーナーの通路を広めに取るなど、従来のソフマップにはない売り場作りを行った。5階には、洗濯機10台を並べた実演コーナーも設置。6階には大きな鏡を設置したドレッサー風の展示コーナーを設け、ドライヤーやホームエステ商品を体感できるようにした。
秋葉原本館では、事前にオープンセールを告知する新聞折り込みチラシ100万部を配布。足立店長は「ソフマップとしては、初めて生活家電を扱う。新規ユーザーの獲得とともに、既存ユーザーにとっても楽しさを体感できるような店にしていきたい」と抱負を語った。
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