店頭市場ピックアップ
ICレコーダの販売動向
2007/06/04 16:51
週刊BCN 2007年06月04日vol.1189掲載
客層多彩でオリンパスが独走
店頭のICレコーダ売り場を訪れる客層は幅広い。会議での録音などを目的とするビジネスマンの姿が目立つほか、週末には家族連れが興味を示して店員に説明を求める光景も目につく。ICレコーダは地味な商品とみられがちだが、消費者の注目度は高いといえそうだ。このICレコーダ店頭市場ではオリンパスが高いシェアを獲得して首位を独走中。5月14-20日のBCNランキングでは、オリンパスが40.0%を獲得してトップ、2位はソニー(28.9%)、3位は三洋電機(20.1%)の順であった。
同週の機種別シェアでは、ボタンが大きく使いやすい点が特徴となるオリンパスのVoice-Trek「VN-2100」(10.6%)が1位。2位にはPC本体を直接接続できるオリンパスのVoice-Trek「V-51」(8.0%)が入るなどVoice-Trekシリーズが根強い人気を誇っている。3位には、高感度マイクを内蔵したソニーのステレオICレコーダー「ICD-SX67」(6.9%)がランクインしている。
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