店頭流通

アップルジャパン ProCareサービスを2つに区分

2007/05/21 18:45

週刊BCN 2007年05月21日vol.1187掲載

 アップルジャパンは、ProCareサービスを2つに区分。新たなサービス体系として提供すると発表した。

同サービスは、全国のアップルストアで提供していた修理やトレーニングなどを総合的に提供するもの。 新たなサービスでは、プロフェッショナルなどを対象に修理サービスなどを行う「ProCare」と、初心者ユーザー向けのトレーニングなどを中心とした「One to One」に分割するとともに、新サービスを追加した。

 「従来のProCareでは、プロフェッショル向けおよび中・上級者向けサービスと、初心者向けサービスとに利用が分かれており、より最適化したメニューに再編することが望ましいと考えた」という。

 One to Oneでは、初めてマックに触れるユーザーをはじめ、マックの活用方法を学ぶメニューなどを用意。会員であれば、1週間に1回、無料でマンツーマンでのパーソナルレッスンが受けられる。また、「スタジオクラス」と呼ばれる少人数制セミナーへの無料参加も可能。スタジオクラスでは、1つのセミナーが2時間、あるいは4時間で構成され、じっくりと学ぶことができる。マックを教えてくれる人が近くにいない場合でも、これらのトレーニングメニューを活用することで、マックに慣れ親しめるようにする。

 一方、新ProCareは、従来から提供していたファーストトラックと呼ばれる最優先での修理、当日持ち込みによる修理受付などのほか、新たに「バックアップコンサルテーション」を追加。企業において最適化したデータのバックアップ方法や格納の手法をコンサルテーションする。

 新ProCareおよびOne to Oneの価格は、それぞれ9800円。米国では99ドルであることと比較すると、日本での価格設定は割安といえる。
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