店頭流通

松下電器 世界最小のフルハイビジョンPDPを発売 キーワードは「ヒューマンビエラ」

2007/04/23 18:45

週刊BCN 2007年04月23日vol.1184掲載

 松下電器産業は、フルハイビジョンプラズマ(PDP)テレビとしては世界最小となる42インチの「TH-42PZ700」をはじめとする、「VIERA PZ700シリーズ」4機種を発表。同時に、普及価格とした「PX70シリーズ」も発売する。TH-42PZ700の市場想定価格は41万円前後。

 新開発の低反射クリアパネルや、新リアルブラック駆動技術、新フルハイビジョンPEAKSドライバーの採用などにより、映り込みの低減と黒の再現性を向上。「液晶パネルと比べて、残像感が少ない」としている。

 アクトビラへの接続のほか、VIERA専用の「Panasonic TVスクエア」において、テレビでブログを閲覧できる「テレブログリーダー」を用意した。

 松下電器の牛丸俊三副社長は、「リビングにおける薄型テレビの標準は42型になる。DVDレコーダーやデジタルカメラ、シアター関連製品などとの連携を強化することで、使うテレビの幕開けが訪れる」とする一方、「ターゲットとなるのは団塊世代。使いやすさ、健康、環境を重視したヒューマンビエラをコンセプトとして開発した」と説明している。
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