店頭市場ピックアップ

インクジェットプリンタの販売動向

2007/04/23 16:51

週刊BCN 2007年04月23日vol.1184掲載

キヤノンが2位に7ポイント差で首位

 インクジェットプリンタは、キヤノンとセイコーエプソンのシェア争いが続く。

 4月2―8日のBCNランキングでは、キヤノンが47.1%で1位。2位はエプソンで40.7%の順となっている。キヤノンがエプソンに約7ポイントの差をつけてリードしている状況だ。3位は日本ヒューレット・パッカードで6.3%。

 同週の機種別ではキヤノンのPIXUS(ピクサス)「MP600」が19.9%で1位。続いてエプソンのColorio(カラリオ)「PM-A820」が13.2%で2位。1位、2位には複合機がランクインしたが、3位にはキヤノンの単体機ピクサス「IP4300」(9.0%)が入った。カラリオも複数の機種が上位にランクインしているが、キヤノンのシェアに後一歩及ばない展開となっている。BCN AWARD 2007では、キヤノンが最優秀賞に輝いた。今年も、両者のシェア争いが繰り広げられるのは間違いなく、どちらがインクジェット部門を制するか、目が離せない。
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