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ベアキットPCの市場動向

2007/03/19 16:51

週刊BCN 2007年03月19日vol.1179掲載

1-2位の差が縮まり、競り合い

 2月のベアキットPC市場は、前年同月に比べて伸び悩んでいる。メーカー別ではエーオープンジャパンがシェア低下に転じる一方、アスース・テックが好調で、昨年10月には20ポイントもの差があった1位と2位の差が縮まり、競り合う形となっている。

 2月26日-3月4日のメーカー別販売台数シェアではエーオープンが30.6%で1位。しばらく1位を維持していたエーオープンは2月19-25日の週では、アスース・テックにトップの座を譲り渡したが、再び1位に返り咲いた。わずか1.4ポイントの差でアスース・テック(29.2%)が2位、3位は日本シャトル(27.5%)の順。上位3社で80%以上を占める寡占市場となっている。

 同週の機種別販売台数シェアではアスース・テックの「V3-P5V900」が11.9%のシェアを獲得し1位となっている。続く2位から4位までエーオープンの機種が占めている。「XC Cube EZ965」(9.0%)、「XC Cube EZ945(C)」(8.3%)、「XC Cube EZ661-T(D)」(6.4%)の順となっている。
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