店頭流通

ジャストシステム セキュリティソフト好調 月次ベースでシェア5%超え

2007/02/26 18:45

週刊BCN 2007年02月26日vol.1176掲載

 ジャストシステム(浮川和宣社長)の個人向けセキュリティソフトの販売が好調だ。

 BCNランキング1月の月次データで、本数シェア4.3%、金額で5.3%を獲得した。発売当初の目標数値である金額シェア5%の獲得を月次ベースで初めて達成した。

 個人向けセキュリティソフトは、シマンテック、トレンドマイクロ、ソースネクストの3社でシェア約90%を占める寡占市場。参入後3か月以内でシェア5%の獲得は、まずは順調な滑り出しといえる。ジャストシステムは、今後の目標を「参入1年後の時期でも5%以上を確保していること」(横井太輔・コンシューマ事業本部カスペルスキープロジェクトリーダ)とし、競争が激しい市場環境だけに慎重な姿勢を示している。

 BCNランキングによると、ジャストシステムの月次ベースのシェア推移は11月が本数2.1%、金額2.5%、12月が本数2.1%、金額3.1%。発売から着実にシェアを伸ばし1月の5%超えに至った。一部の店舗では品切れがあり、12月の販売本数にはその影響があったともみられる。期間限定の無料体験版はすでに10万ダウンロードを突破したという。

 横井リーダは好調の要因を、「不正プログラムの検出精度など機能の優位性が評価されているとともに、ロシアのKGB出身者が開発者である点などの話題性が寄与している」と説明。さらに、「急激に販売が伸びるというより、ジワジワと着実に販売を伸ばすだろう」とみている。

 ジャストシステムでは、個人向けだけでなく今春には企業・団体向けの法人製品を投入する計画。PC向けだけでなく、サーバーやゲートウェイ用など複数の製品を投入することも検討している。
  • 1