Office2007シリーズが9位までを独占

　1月の統合ソフト市場は、販売本数が前年同月比8％減、金額3％減で推移している。

　1月30日に新OSと並んで新バージョンを発売したマイクロソフトの強さばかりが際立つ。1月29日－2月4日のBCNランキング週次データでは本数シェアが94.6％、金額では98.4％獲得、競合他社を圧倒した。

　同週の動きをアイテム別でみると、「Microsoft Office 2007 Professional アップグレード版」が17.5％で1位。以下9位までをOffice2007シリーズが独占する展開となった。

　こうしたなかで、2月9日に販売がスタートしたジャストシステム「JUST Suite 2007」の特別バージョンアップ版が、予約販売だけで10位に食い込んできた。

　現段階での本数シェアは1.8％だが、価格がOffice2007に比べ安価なうえ、Officeとの互換性も高いことから、今後の動向に注目が集まる可能性もある。