店頭市場ピックアップ
ICレコーダーの市場動向
2007/01/22 16:51
週刊BCN 2007年01月22日vol.1171掲載
需要は旺盛で12月は6割増に
2006年12月のICレコーダー市場は、販売台数が前年同月比で62%増、金額で46%増と好調に推移している。1月1-7日のベンダー別販売台数シェアではオリンパスが32.7%のシェアを獲得し1位、ソニーが28.4%で2位。3位以降は、三洋電機が22.0%、松下電器産業が10.8%の順。
機種別では昨年8月に発売した、大型液晶が特徴的なオリンパスのVoice-Trek「VN-2100」が9.7%で1位、続く2位には三洋のDiplyTalk「ICR-B67(S)」(8.9%)、3位はソニーのステレオICレコーダー「ICD-SX56」(6.8%)となっている。
1位の「VN-2100」は比較的安価な価格設定が支持を集める要因となっている。2位の「ICR-B67(S)」は昨年10月発売のパソコン非対応製品で、3位の「ICD-SX56」は05年10月に発売して以来、上位にランクインし続けている息の長い製品だ。
ソニーからはデジタルスチルカメラを搭載した多機能のICレコーダーなども発売されている。
- 1