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葉書・毛筆ソフトの市場動向

2006/12/04 16:51

週刊BCN 2006年12月04日vol.1165掲載

クレオが半数近いシェアを占める

年を追うごとに、新製品の発売日が早まっている葉書・毛筆ソフト市場は、10月の販売本数が前年同月比で17%減と伸び悩んだ。不振ではあるが、大型量販店では年末に向けて、携帯番号ポータビリティ関連のデータ編集・管理ソフトの横で、葉書・毛筆ソフトを大々的に宣伝しているところもある。

 11月13-19日のメーカー別シェアは、クレオが半数近い45.6%のシェアを獲得して1位。2位はアイフォーで28.6%、3位は富士ソフトで12.4%の順となっている。

 製品別では、クレオの「筆まめ Ver.17」が1-3位までを独占し、圧倒的なシェアを獲得している。前バージョンをすでに使っているユーザーが多いため、1位、2位ともに乗り換え版がランクインした。

 販売本数ベース、金額ベースともに前年同月比を下回っているメーカーが多いが、ソースネクストだけは販売本数ベースで11%増、金額ベースで49%増と、上り調子だ。
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