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プリンタインクの市場動向
2006/09/04 16:51
週刊BCN 2006年09月04日vol.1152掲載
非純正品が微増
プリンタインクの7月時点でのメーカー別シェアは、首位がキヤノンで45.5%、2位はセイコーエプソン37.2%、3位が日本ヒューレット・パッカード(日本HP)4.5%、4位がエコリカ4.3%となっており、キヤノンとエプソンの合計シェアで80%を超えている。製品別シェアの上位を占めているのは、キヤノン、エプソンのインクジェットプリンタ用の純正品。首位は、キヤノンのブラック単品「BCI-3EBK」、2位はエプソンの5色+ブラック「IC6CL32」。上位10製品のうち8製品がキヤノンのインクとなっている。
市場全体では91.8%以上がプリンタ純正のインクとなっており、非純正品は8.2%。非純正品のみのメーカーシェアを抽出してみると、エコリカが52.7%でトップ、2位はオームデンキ16.2%、3位はエレコム10.7%となっている。
非純正品は、市場全体で若干ではあるが増加傾向にある。7月は、前年同月の構成比6.5%に対して、1.7ポイント増加し、8%を超えた。
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