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デジタルアーツ 月額315円でサービス開始へ 「DS」向けURLフィルタリング

2006/07/10 18:45

週刊BCN 2006年07月10日vol.1145掲載

 URLフィルタリングソフト開発・販売のデジタルアーツ(道具登志夫社長)は、任天堂(岩田聡社長)が販売する携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」と「ニンテンドーDS Lite」向けのURLフィルタリングサービスを7月24日から開始する。

 新サービスは、ニンテンドーDSシリーズが持つインターネット接続機能向けで、同端末からウェブサイトを閲覧する際、暴力やアダルトサイトなどの不適切サイトへのアクセスを制限する。利用料金は月額制で1か月当たり315円。サービス開始後1年間で7000ユーザーの獲得を目指す。

 インターネット利用機能がPCだけでなく携帯ゲーム機などにも搭載されていることに着目。若年層が利用するケースが多い携帯ゲーム機にもURLフィルタリング機能が必要であると判断し、サービス開始に至った。

 デジタルアーツは、URLフィルタリングソフトの大手で、10年ほど前からURLフィルタリングソフトの開発を進めてきた。ウェブサイトのデータベースを約1億6000万保有しているほか、サイトを選別するための処理エンジンに強みをもっている。
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