店頭流通

ジャングル セキュリティ、動画関連を強化

2006/07/10 18:45

週刊BCN 2006年07月10日vol.1145掲載

 携帯電話用ソフトやホームページ作成ソフトなどを手がけるジャングル(高田晃子社長)は、セキュリティソフトおよび動画関連のユーティリティソフトを強化する。主にこれらの製品に注力することで、今年4月から来年3月までの売上高を前年同期比40%増に引き上げる。

 同社は、昨年4月にアンチスパイウェア「SGアンチスパイ」、同5月に画像変換ソフト「MovieGate」を発売し、新ジャンルに参入した。昨年は、これらの新ジャンルが奏功したことで、全体の売り上げをけん引。昨年4月から今年3月の売上高は、前年同期比140%と伸長した。今後さらにセキュリティや画像関連ソフトをラインアップに加える予定。

 動画関連については、携帯電話やiPodなどの携帯端末、デジタル家電の台頭を追い風に、動画関連ソフトの活用をユーザーに訴求し、「Movie Gate」を含め動画関連ソフト全体で07年6月末の時点で5万本(前年比140-150%)の販売を目指す。

 パソコンやデジカメ、デジタルビデオカメラなどのコンテンツは、それぞれの機器に蓄積したままというユーザーが多い。パソコン、デジタル家電、携帯端末を利用して、保有しているコンテンツを「どのように活用できるのか、また、何ができるのか」を啓蒙すれば、動画関連ソフトの需要は拡大すると見込んでいる。
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