店頭流通

レノボ・ジャパン 初のレノボブランドPC 有楽町ビック皮切りに店頭販売も

2006/03/13 18:45

週刊BCN 2006年03月13日vol.1129掲載

 レノボ・ジャパン(向井宏之社長)は3月6日、レノボ・ブランドによる初のデスクトップおよびノートパソコン「Lenovo3000」シリーズを発売した。

 SOHO市場をターゲットにした製品で、BTOは採用せず、デスクトップ4モデル、ノート3モデルの構成とした。

 「ThinkPad」ブランド同様、既存の代理店経由で販売するが、SOHO市場をターゲットとしているため「実際に現物に触れてみられる場所が必要」(向井社長)として、「まずビックカメラ有楽町店(東京都)1店舗で販売する」(石田聡子・執行役員)ことを決めた。それ以外の店舗についても、「検討して、必要があれば店頭で売る」と本格的な店頭への展開にも意欲を示している。

 計画生産による売り切り形態をとっているため、「国内に在庫を置き、翌日出荷を約束する」(石田執行役員)。

 小規模事業者には、専任のIT担当者がいない場合やサーバーを設置していない企業もあることから、導入企業が選びやすいように、パソコンのメンテナンス作業などの手間を軽減するためのツール「Lenovo Care」も搭載している。
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