店頭流通

シーゲート HDDレコーダー向けHDD出荷台数2倍に

2006/02/06 16:51

週刊BCN 2006年02月06日vol.1124掲載

 米シーゲートは、2006年度第2四半期(05年10-12月)に3.5インチを中心としたデジタル家電向けハードディスクドライブ(HDD)を350万台(前年同期比5%増)出荷したことを明らかにした。

 そのうち、HDD/DVDレコーダーやセットトップボックス向けは、前年同期の2倍近い93%増で過去最高の240万台となった。

 同期の地域別売上高構成比は、北米29%、欧州30%、日本を含むアジア太平洋が41%で、アジア太平洋エリアの比率が高い。日本のみの売上構成は明らかにしていないが、日本の大手家電メーカー向け出荷台数は「かなり高い割合を占めている」(小林剛・日本シーゲート社長)という。

 各国によって容量のトレンドは異なるが、日本市場は世界市場のなかでも大容量化に対するニーズが高く、HDD/DVDレコーダーのHDD容量は「160-200GBの出荷が拡大した」としている。
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