店頭流通
ソニー 大阪・梅田に「ソニースタイルストア」開店 双方向の情報交換拠点に
2004/11/15 18:45
週刊BCN 2004年11月15日vol.1064掲載
ソニースタイルストアが拠点を構えるのは、阪神電鉄が建設したハービスエント(梅田阪神第2ビルディング)の4階フロア。阪神西梅田開発第2期計画の中核ビルであり、同ビル内には、ソニースタイルストアのほかに、ブランドショップや大阪四季劇場、大阪ブルーノートなどが入居する。
これまで関西地区では、1976年から心斎橋(大阪市中央区)にソニータワーを開設していたが、これを閉鎖し、関西地区の新たな拠点としてオープンした。
店舗は、実際に製品に触れることができ、音楽データのダウンロードやハイビジョン画像の撮影などができるコーナーを設置した「クリエイトユアスタイル」、リビングルームの雰囲気を再現したスペースを用意し、来店客の要望に応じたコンサルティングなどを行う「クリエイトユアルーム」、ソニーのハイビジョン対応製品やクオリア専用視聴ルームを配置した「センスオブソニー」ゾーンで構成される。
ソニー製品のほか、ソニースタイルで扱っている限定製品も販売。「スタイリスト」と呼ばれるコンサルティングスタッフを常駐させ、専門的な製品説明とともに、具体的な利用提案を行っているのが特徴だ。
「ソニーから一方的に情報を発信するショールームではなく、1人1人の顧客に対して、個別に双方向の情報交換が行える拠点にする。その点では、これまでにない拠点となる」(ソニーの安藤社長)という。
具体的には、ホームシアターの設置や配線処理といった設置サポートサービス、リビングのリニューアルまでを含めた対応を行っていくほか、「自宅のリビングルームの図面を持参してもらえれば、それに最適化したリビング全体の提案を行う」方針だ。
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