店頭流通

エレコム ドイツに販売子会社 5年後100億円規模に

2004/10/04 18:45

週刊BCN 2004年10月04日vol.1058掲載

 エレコム(葉田順治社長)は、欧州市場での販売拡大の一環として、このほどドイツに販売子会社を設立した。バッグやケースなどパソコン関連商品市場は安定拡大しており、当面1年で3億円程度の売り上げを目指す。

 新会社「エレコム・ドイチェランド」は、9月6日の設立。エレコムの100%出資で、資本金は25万ユーロ。ドイツ南部のミュンヘン近郊のインゴルシュタットに本社を置く。

 エレコムは2002年2月に、イギリスに販売子会社「エレコムUK」を設立、欧州での市場開拓に乗り出している。今回のドイツ子会社は独市場のほか、オーストリアや東欧市場もカバーする。

 同社では、今後さらに欧州での拠点展開を進める方針で、5年度をめどに欧州市場で100億円の売り上げを目指す考えだ。
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