店頭流通

サムライワークス 画面デザイン変更、ソフトを店頭販売へ ベクターで出荷1000本の実績

2004/09/13 18:45

週刊BCN 2004年09月13日vol.1055掲載

 一般消費者向けソフト開発・販売のサムライワークス(田村実代表取締役)は、ウィンドウズ搭載パソコンの画面デザインを変更できるソフト「ウィンドウブラインズ」のショップ販売を開始する。

 8月21日からソフト販売サイト「ベクター」で販売していたが、発売後約2週間で出荷本数1000本を突破。発売から3日後にベクターのダウンロードランキングでトップを獲得した。そこで、ショップや量販店などでの店頭販売に踏み切る。ショップ販売では、「サポートやマーケティング面でのノウハウ不足を補うため」(小川哲彦・取締役営業本部長)に、ショップ販売で実績のあるインフォース(森田啓史社長)と委託契約を交わし、インフォースを販売元して展開する。

 販売は9月24日から。価格は3680円(税込み)。初年度売り上げ本数2万本を目指す。「ショップでの出荷本数が全体の約7割を占めるだろう」(小川取締役)と、ダウンロード販売よりショップ販売に主力が移ると見ている。

 「ウィンドウブラインズ」は、壁紙やフォント、メニューバーやスタートパネルなど、「ウィンドウズの画面内をほぼすべてカスタマイズできる」(小川取締役)のが特徴。500種類以上のデザインを用意し、デザインのテンプレートは専用のウェブサイトからダウンロードする。テンプレートの容量は最大で1MB程度だという。

 10月下旬には、テンプレートをユーザーが開発できる制作ソフトも市場投入する予定。この制作ツールもショップとダウンロードで販売していく計画だ。
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