アップルコンピュータの携帯デジタル音楽プレーヤーの新製品「iPod mini（アイポッド・ミニ）」の国内出荷が、7月24日から開始された。

　この日、東京・銀座のアップルストア銀座では、開店時間の午前10時の段階で、前日の午後8時30分から並んだ男性を先頭に約1500人が列を作るという盛況ぶり。店内の混乱を避けるために、約20人ずつの規制入場としたこともあって、長蛇の列が解消したのは午後1時を過ぎてからだった。

　米アップルコンピュータの前刀禎明・バイスプレジデントは、「予約数量にも驚いたが、これだけ多くの人が酷暑にも関わらず駆けつけてくれたことを見て、その驚くべき勢いを改めて実感した。日本でのiPod miniの販売開始は大成功だったといえる」とコメントした。

　約1000台用意されたiPod miniは当日に完売。先着1000人にはiPod miniを購入する、しないに関わらず特製オリジナルTシャツがプレゼントされた。