店頭流通

大須AIC 名称を「大須PC店会」に変更 新会長にはOAシステムプラザの衛藤氏

2004/04/19 16:51

週刊BCN 2004年04月19日vol.1036掲載

 東京・秋葉原、大阪・日本橋と並び、三大電気街として知られる名古屋・大須地区の販売店協会「大須情報通信家電製品販売店会(通称=大須AIC)」が4月13日付で、「大須PC販売店協会(通称=大須PC店会)」と名称を変更した。新会長には、衛藤正博氏(オーエー・システム・プラザ常務取締役大須地区統括兼大須店長)が就任した。

 大須PC店会は、昨年まで6社13店舗あったが、マイコンテックの営業停止で、現段階で5社11店舗に減っている。

 しかも、名古屋地区はビックカメラが名古屋駅前、ソフマップが名古屋駅構内に出店したことで勢力図に変化が起きるなど、“大須対新興勢力”の競争が激しくなっている。こうした状況のなか、衛藤新会長が大須電気街の活性化に向け指揮を執ることになった。

 新会長の衛藤氏は、OAシステムプラザ大須店長に今年2月に就任したばかり。「大須地区のすべてを把握しているわけではないので、大きなアドバルーンを上げることはできない」と前置きしながらも、「地域活性化に向けての施策を積極的に実施していきたい」と抱負を語った。

 副会長には、佐原勝栄・九十九電機営業本部名古屋・大阪地区店舗担当部長と、田中満祐・グッドウィル取締役営業本部長)が就任。このほか、エイデンとコムロードが役員を出している。

 2年連続で会長を務めた月城朗・グッドウィル社長は会計監査役に就任。月城氏は、「これからも、大須地区を一層盛り上げていきたい」と話した。
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