店頭流通
サクセス 商品の品揃えを30万点に ソフトや家電類などを拡充
2004/04/05 16:51
週刊BCN 2004年04月05日vol.1034掲載
今月から、DVDレコーダーや液晶テレビなどの家電製品のネット直販の拡充に加え、エアコンや冷蔵庫、洗濯機など取り付け作業が必要な商材についても、地域の販売店など既存流通と手を組んで、順次販売を始められる体制を作る。「ネット通販で、家電部門は成長株であり、積極的に取り組む」(杉浦社長)と、デジタル家電や白物家電の販売に力を入れる。
今年6月には、商品管理システムを大幅に刷新して、これまで2万点しか扱っていなかった商品点数を、最大で30万点まで扱えるようにする。これにともない、DVDソフトやパソコンソフトなど商品点数が多い商材の取り扱いも始める。
サクセスの昨年度(2003年10月期)売上高は前年度比約66%増の108億円と拡大している。競争力ある値付けに加え、SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれる手法で、集客力を高めたことが売り上げ拡大の要因だ。集客数は03年4月が月間約50万人だったのが、04年4月が月間約200万人に増えている。今年度(04年10月期)は、商材を拡充するなどして、売上高200億円を目指す。
また、「PCサクセス」のシステム開発を請け負うタイムインターメディア(佐藤孝幸社長)と合弁でECサイト関連システムのインテグレーションを手がける「スプラッシュ」(杉浦敏雄社長)を3月2日付で設立した。出資比率はサクセスが6割、タイムインターメディアが4割。自らの成功体験をもとに組み上げたシステムの外販を始める。
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