店頭流通
キヤノン プリンタ「ピクサス」のラインアップ拡充
2004/03/01 18:45
週刊BCN 2004年03月01日vol.1029掲載
3機種は、「ピクサス」の基幹技術「マイクロファイン・ドロップレットテクノロジー」と、写真として好ましく鮮やかな色再現を実現した画像処理の基準「キヤノンデジタルフォトカラー」をベースに、最高画質を実現したモデルから機能的なノート型まで幅広いラインアップを揃えた。
「ピクサス80i」は、「ピクサス50i」の後継機で、新たに最小2pl(ピコリットル)の極小インク滴の吐出を可能にしたスーパーフォトノズルを搭載、大幅な写真画質の向上を図ったほか、ブルートゥースによる無線印刷(オプション)やダイレクトプリントの標準規格「ピクトブリッジ」に対応したカメラダイレクトなど、通信機能を強化した製品となっている。
また、カメラ付き携帯電話からのワイヤレス出力機能「プリントビーム」では、シール紙への印刷や絵文字メールの印刷、さらに16面までのレイアウト印刷にも新たに対応した。
「ピクサス9900i」は、最高4800dpi×2400dpiの高解像度と、全印刷モードで2plの極小インク滴を吐出するスーパーフォトノズル、従来の超写真画質モデルで使用していた6色にレッドとグリーンを加えた8色インクの採用など、究極の写真画質を実現するための高度な技術を搭載した「ピクサスシリーズ」の最高級機。
ノズル数が各色768本、合計6144本という超多ノズルヘッドの採用によって、高画質、高速印刷が可能で、A4サイズの写真画像でわずか約36秒、A3サイズでは約65秒で出力できる。
「ピクサス960i」は、A4モデルのフラッグシップモデル「ピクサス990i」の兄弟機となり、全印刷モードにおいて2plの極小インク滴と6色インクシステムを採用することで高精細印刷を可能にするとともに、A4サイズのフォト画像で約1分の高速出力も実現した。
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