店頭市場ピックアップ
ビデオ関連ソフトの販売動向
2004/02/02 16:51
週刊BCN 2004年02月02日vol.1025掲載
アップルがトップシェアに
新製品「iLife」が貢献

作成したオーディオデータをCD-Rをに記録したり、iTunesに保存してAACやMP3などの音声圧縮方式に変換することも可能だ。これにより、同社の携帯オーディオの「iPod」でオリジナル音楽を聴くことが可能となる。ショップでは、「iPodユーザーが購入する傾向が高い」と分析する。「iPodとiLifeを同じ棚に並べることで購入者が増えた」というケースもある。
また、iPhotoで時系列で自動的に写真を管理し、レートを付けられる「スマートアルバム機能」を搭載。画像管理や検索を容易にしたほか、ネットワーク共有機能「ランデブー」に対応し、家庭内ネットワーク上のコンピュータ間で写真の共有が可能となった。iDVDにより画像や映像、楽曲などを活用してオリジナルDVDを作成できることも特徴となる。ビデオ関連ソフト市場は、ショップで売れ筋の商材の1つだ。1月19-25日の週次データでも、本数ベースで前年同週比67%増、金額で同30%増となっている。メーカーにとっても、成長市場だけに拡販に注力したい分野。1%前後しかなかったアップルが上位メーカーを追い抜き首位を獲得したことで、シェア争いにも拍車がかかりそうだ。
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