日本デジタル研究所（JDL、前澤和夫社長）は、パソコン量販店を通じて同社の会計ソフトウェア「出納帳」シリーズを購入したユーザーを電話サポートする「JDLIBEX出納帳プラザ」を開設した。各製品の販売やユーザー登録、操作に関する問い合わせなどを受け付ける。

　さらに同社では、今年から量販店向けの販売サポート部隊として、プロモーションなどを支援する10人の営業担当セクションを新設した。

　JDLは、中小・個人事業主向け業務ソフトで競合製品が参入していない市場の開拓を本格化させている。具体的には、「JDLビジネス・パートナー」である約1万件の会計事務所ユーザーを中心に、その前提となるネットワークやシステム環境の整備に力を入れているほか、ソフトバンクの流通網を通じた拡販を強化している。